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Silk

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Handspun silk yarn / 2016

誰が作ったかわかる絹。

いただいた繭の毛羽を取り、煮て真綿にする。

真綿にする作業は思っているよりなかなか時間のかかる作業だ。気づけば半日が平気で過ぎていたりする。

真綿にしたあとはそれを紡ぐ。紡ぐのも、時間のかかるわりにそんなに量ができない。

それでも、その長い長い時間をかけて作った糸、とりわけ、どこの誰が育てた蚕の繭からできているのかがわかるというのは格別だ。この糸を、繭を作ったあの人に見せに行きたい。