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Exhibition in Tokyo…

展示会まであと一日となりました。

 

今年最後の展示となります。

毎回恒例になりつつある、東京へ発つ前日は深夜までの作業。

 

寝てる暇がないくらい慌ただしいです。

こんなことになるならもっと早く済ませられるように計画すれば、と思うかもしれませんが(私もそう思います)

時間があったらあったでギリギリまで織ったり作業しちゃうので、これはもうしょうがない。

 

そして東京へも一日前乗りしなくてはならないのが地方に住む人の悩ましいところ。

 

どんな展示になるだろう。ドキドキ。

もし時間があればぜひ見に来てください。

いろんな人に会うのが楽しみです。

 

 

「衣・織・住」展

12/1 (fri) – 3 (sun)

(fri)14.00 – 20-00/(sat)11.00 – 20.00/(sun)11.00 – 16.00

A.S. ANTIQUES GALLERY

東京都渋谷区恵比寿西1-31-15 2F (セブンイレブンの上)

TEL 03-6416-1377

 

12/4 (mon) – 10 (sun)

10.00 – 19.00 ※12/6(wed)定休日

とみひろ 青山店

東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館1F

TEL 03-6801-6315

 

 

12/1 – 3日、そして4・5日在廊しています。

場所、時間それぞれややこしいのでご注意ください。

 

 

 

 

 

Vinter / Winter

東北の長い冬が始まっています。

 

2枚目は十和田湖近辺からの眺めです。

 

こちらも毎日寒いです。

11月に降ってもいつも消えてしまうのに、まだしぶとく残った雪はこのままずっと居座るんじゃないかと思わせるくらい。

写真撮影のための光が足りない、、、

 

先日行ってきた青森の旅はとってもワンダホーでした。

いろいろ見てきたものをいつか形にできたらいいな。

 

これからの野望が見えてきたところですが、まずはあと数日後に迫る発表の場に備えて必死に織り機に向かっています。

 

 

 

 

 

 

Exhibition in Tokyo / 展示会のお知らせ

12月1日から、東京都内の二ヶ所で展示会をいたします。

兼ねてからお付き合いのある、木枠織り作家のhatagotoさんとの二人展です。

 

ずっとスケッチブックに描きとめていたアイディアをこの際やってみようと思い、試し織りにほとんどの時間を費やしました。

なかなか思った通りには行かず、何度もやり直しましたが、、、

色を先に決めて制作して来たので、糸染めにはだいぶ時間を割きました。

頭の中のアイディア通りには行かなくても、実際に手を動かすと想像していなかったものが生まれます。

そんな偶然性もたのしみながら制作しました。

まだまだ終わってないので必死ですが、、、

 

hatagotoさんの織りは素朴ながら雰囲気があって、いつか一緒に展示ができたら!と思っていたら実現することになりとても嬉しく思っています。

以前、試し織りのピースを見せていただいたのですが素材が生かされていて本当にかっこよかったです。

かっこいい織りです。ぜひ見に来てください。私も見るのを楽しみにしています。

 

 

「衣・織・住」展

12/1 (fri) – 3 (sun)

(fri)14.00 – 20-00/(sat)11.00 – 20.00/(sun)11.00 – 16.00

A.S. ANTIQUES GALLERY

東京都渋谷区恵比寿西1-31-15 2F (セブンイレブンの上)

TEL 03-6416-1377

 

12/4 (mon) – 10 (sun)

10.00 – 19.00 ※12/6(wed)定休日

とみひろ 青山店

東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館1F

TEL 03-6801-6315

 

12/1 – 3日、そして4・5日在廊しています。

場所、時間それぞれややこしいのでご注意ください。

 

 

 

 

 

旅する

 

毎晩遅くまで作業しています。

夜の時間というのは不思議なくらい作業に没頭できるので、このままずっと起きてやってられるんじゃないかと錯覚してしまうのですが、作業の手を止めた途端に急激な疲れに襲われます。

 

そんな中。

寝る前の読書?ただ本を眺めているだけですが昨日目に止まった文章。

 

ひろいのぶこさんの、旅する布という本からの引用です。

 

作り手として

そうした時に最も大切にしたのは、作り手の側に自分を置くことです。そして触覚に対する愛着。視覚が優先される現代社会で、疎外されている皮膚の持つ能力を再確認することです。加えて、「観察する人、される人」という従来の学問的アプローチではなく、自らが作る人であるという姿勢を保つこと。そうすることによって、今までに解明されず、言語化されていなかった未知の事実が明らかになるだろうという確信が、不思議にありました。

 

– 旅する布 美学出版

 

 

ひろいさんはフィールドワークを中心に、日本各地やアジアの各地の織物をまとめたとても貴重な本も出されています。

 

まだそちらも読みきれていないのですが、、、

 

ちょっとしたたし算ですら電卓を使ってしまうので、最近どんどん計算ができなくなっています。

今こそそろばんが必要じゃないかと感じる今日この頃。

パソコンやカメラに任せきりで、視覚を使っているようで本当には見ていないんだなと実感することも多々。

 

いい景色も、カメラに収めることばかりに集中しているんじゃないかと、

今目の前にいる人との時間を本当は楽しんでいないんじゃないかと、

そんなことを思ったりします。

 

最近取り組んだ、グラデーションの織り。

感覚がとても鍛えられました。

経糸をグラデーションに染め、そして緯糸を5-6色くらいの濃淡に染め分けました。

 

経糸の色の変わる境目を一瞬でも逃すと、緯糸と噛み合わなくなる。

緯糸を変えるタイミングを間違えて、何度も何度もやり直しました。

 

自分の全神経を集中して、色の動きを読みました。

それでもまだまだ、、、

 

難しい。