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Färdigt

 

ようやく一つ完成しました。

 

これから納品します。

 

 

普段GWや土日関係なく生活しているのですが、今日は珍しく休日っぽい一日を心穏やかに過ごせました。

思っているより人はとても優しくて、それに心救われる日々です。

 

最近しばらく心がざわざわしていたのですが、昨日聴いたラジオがとても面白かったのです。

 

世界の性教育についての話。

日本だと恥ずかしいことだと位置づけられていたり、なんとなく触れづらい題材な気がするけど本当はとっても重要なことです。私は小中学校ではまともに受けた記憶がありません。

 

 

フィンランドでは生命の誕生を科学的に説明する一方で、好きな人と出会い付き合うときに自分が相手にどう接するか、配慮するか、ということまで含めて性教育があるそう。そして別れが来る時があるということも。

 

つまるところ、性教育っていうのはただ単にからだの仕組み(月経のこととか)を教えることではなく、人権のことを教える重要な時間だということです。

 

 

自分の性を受け入れてどう生きていくか、自分を知って一度きりの人生をどう生きていくかということにつながっていきます。

そして同時に人の性のことも同じように肯定していくということ。

 

性の多様性というけれど、異性を好きな人も同性を好きな人も同じ。多様性の中の一つということを教えてくれるんだということに、ここ最近のざわついた心のささくれが取れていくような感覚になりました。

 

 

もちろんそうじゃない人もいるけど、人の人権を侵害するような書き込みや発言が溢れるこの国で、こういう性教育が行われていくことがあればどれだけの人が豊かに生きていけるだろうか、そんな思いがこみ上げてきます。

 

ほんとうは全て繋がっていることに改めて気付かされました。

自分の身をどう守っていくか、そして人を傷つけないようにするために知る必要があることを知るのは大事なことです。

自分が小中学校のとき、どれくらいそのことを知っていただろうか。それを知っていたならもしかして傷つけずに済んだ相手がいたかもしれない。そして自分は自分の好きなように生きていいとわかったらもっと自信を持てたかもしれない。(十分のびのび育ちましたが)

 

自分はハラスメントしないと無責任に言ったり、道徳を教科にとか言ってるよりまずはしっかり性教育(人権の話)をするべきではないでしょうかね。(LGBTは科学的根拠がないとか言う文科大臣がいたりで本当に恥ずかしい)

 

愚痴っぽくなりましたが。

これからこの国でもそういう教育ができていくといいなと、モヤモヤしていた毎日の霧が晴れるような、少し希望が持てるような気持ちにさせてくれるラジオでした。