遊佐 / Yuza, Yamagata
鳥が鳴いていて、車の音は聞こえない。空気がしんとしていて、水の色が瑠璃色だったり灰色だったり、不思議な場所だった。
鳥が鳴いていて、車の音は聞こえない。空気がしんとしていて、水の色が瑠璃色だったり灰色だったり、不思議な場所だった。
En sjal till min bekant
幼なじみのお母さんがストールを注文してくれた。
経糸と緯糸が合わさってできる新しい色の可能性は無限だなあとつくづく感じる。
計算する出来るようで出来ないところが面白いから織りを続けているのかもしれない、なんて考える。
Det är så intressant att väva med många färger.
気に入ってもらえますように!
Hoppas att hon gillar den här sjalen!
お世話になっていた養蚕農家さんにいただいた屑繭を真綿にして、それを紡いでみた。
真綿の出来はさておき、糸になるととてもきれい。
蚕を育てた人からもらった繭は格別だ。これから何を織ろうかな!
繭にならなかった糸がこうして薄い布のようになっている
たんぱく質がついているので意外とパリパリ
Handkerchiefs/midsummer
京都のUmweltさんに先日納品させていただきました、夏のハンカチ第2弾は盛夏です。
夜の海と山と花の色をイメージして織りました。
スウェーデンの夏至祭の様子を友人のSNSを通じて見ていました。北欧では白夜が続いていますね、この時期の夜の散歩は最高なんです。
日本でも6月21日の夏至の日は満月がとてもきれいでしたね。
来年は行けたらいいなあ!
昨日の夕方から糸を吐き始めた蚕がだんだんと繭になってゆく
初めは縦横無尽に吐く糸も、気づけば内側にはっきりとした楕円形が見られるように、核心に近づいてゆくように糸を這わせる
よくわかってるなあ、などと思わず感心してしまうのだけど姿が見えにくくなるにつれてお別れが近づいてきた感じがしてさみしい気持ちになってゆく
見守っているよ!
かねてから訪れてみたかった、養蚕農家さんのところへ。
窓から気持ちのよい風が吹き込んで、網の揺れているのがとても綺麗な蚕室。
蚕を新しい場所に移動させるために、この網ごと移動する。網を放しても、くっついた蚕がなかなか剥がれないので手で取って行く。よく見ないとまだ付いてたりして、なかなか目を使う仕事だ。
そうじしながら見つけた葉っぱ。穴だらけなのがとても絵になる。
養蚕は大変な仕事だけど、どうか存続していってほしい!たまに行ってお手伝いをすることにした。
お届けしてからだいぶ時間がたってしまいましたが、テーマは山に持って行きたいハンカチです。
夏の山に映えるような色にしたい!と思いこの青系の色と黄色系の色の二種類を織りました。
黄色の方は3種類の黄色を使って織りました。青い方は、紫、黄土色とちょっと違う色も入っています。
京都のUmweltさんにてご覧いただけます。
嬉しい事に、青い色の方は売り切れてしまったようなので、追加で少しだけ納品します!
そしてまた新色も制作中ですのでお楽しみに〜。
Umweltさんのブログ↓
http://umwelt-ebs.blogspot.jp