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Juli

家族のために織ったハンカチです。

スウェーデンで買ってきた麻糸を使っています。

 

最近の暑さが落ち着いた一日になりました。

各地での大雨警報、一日で1ヶ月分も降ってしまうような異常気象ですが

なるべく被害が出ないことを願っています。。。

 

 

ここ数日は考える作業ばかりです。

模様を考えて布の大きさと模様のリピート回数を計算してうまくハマるように、模様の幅を変えたり。

必要な量を染色して、とか色々頭がパンク寸前です。

糖が必要です。。

 

 

染色が先ほど終わりました。

今まで使っていた染料を思い切って変えたので(これまでより色の持ちがいいという話)

若干思ってたのと違う色になったけど、いい色に染まったので良しとしよう。

 

織ってみるのが楽しみでもあり、模様がちゃんと出るか確認する緊張の瞬間でもあります。

失敗なら失敗で、やり直しがきくように早く作業をすすめなければ!

 

 

 

 

 

 

 

とうとう通ってしまいましたね。

高プロ、、、

 

ワールドカップで盛り上がっている最中。

 

あれだけ問題点が指摘されても、無理やり。

いかに聞かれたことに答えないか、ということだけに終始したやりとり。

 

 

あのような答弁がこの先も日本のスタンダードになっていくのだけはやめてほしいけど、きっとなっていくんでしょう。

 

本当にまともな大人はもうほとんどいない気がしてきますね。

ニュースを見るにつけ落ち込みが止まらなくなる。

 

 

 

 

Shawls

 

完成した2枚のストール、いつもお世話になっている青森、十和田にあるSurya(スーリヤ)さんに納品しました。

 

シルクとリネン、とっても気持ち良いです。

水色は藍染、茶色はザクロです(タグにヤマモモと表記してしまいましたがザクロでした。)

 

梅雨なのに梅雨じゃないみたいな、今朝の空気がとても気持ちよくて

 

洗濯物を干したついでに庭に出て、育てている野菜の様子を見に行ったら

 

野菜の成長も著しく虫も著しく、

そしてルッコラには蕾が、、、

 

そして我が家に居ついていたカエルは体の色が茶色になって現れた後、姿を見せなくなりました。

 

 

さてまたこれから忙しくなるので頑張りますーー!

時間とにらめっこ。

 

 

 

 

 

気になる

 

最近の気になる存在。

カエルさん

 

家の外にある水道のあたりに住み着いたらしく、ここ数週間毎日のように出会います。

 

こちらはなかなか雨が降らないので、乾燥するし大変だろうという中、我が家の水道からたまに滴り落ちる水を頼りに生きているのかなあ。なかなか世渡り上手です。

 

あまりに暑いのでかわいそうに思って、植物に水をやるついでに水をかけてあげても特に気にする様子もなく、こちらの気遣いもなんとも思っていないようです。そりゃそうですね。

 

当然私なんかより厳しい自然界に生きている訳なので、放っておくのが一番ですがなんとなく、我が家の住人が増えた感じがしてにわかに嬉しくなってしまうのです。

写真は、朝日を浴びているところです。

 

 

さて、本業の方も進めなければ。。

ちょっと前に織っていたもの。裏が表で、表が裏でという、??な織り方をしていましたが

いつもと違う速さで進める織りはまたそれも楽しい。いつもはどんどん織って織って織ってという感じなので模様を織り込む時のスローなペースが、楽しい時間でした。

 

過去の自分が染めた糸をこうして少しずつ出しては織って、消費しています。

死ぬまでには今持っている糸を全部なくさなければと思うのですが、さてできるでしょうか。。。

 

 

 

 

 

素材探し

最近のもっぱらの悩み。

 

いい素材がない!ということ。

いい糸はあるけど、継続的に手に入るかわからないし、輸入するには時間もお金もかかるのでどうにかして日本のどこかでいい糸が手に入る糸屋さんがないだろうかと色々調べています。

 

やっと一箇所見つけて、今問い合わせ中。

 

素材は本当に大事だと思います。

最近知り合いがfacebookでシェアしていた動画で、洗濯の時にポリエステルの服などから出る極小のゴミ(マイクロプラスチックファイバー)が海に流れ着き、海の生物の体に入り込み、、、というのを見ました。

 

すでにナイロン、ポリエステルの入った服もたくさん持っているし、その機能的な繊維の恩恵も受けていて、今更全てなくすなんてできないけど、せめて自分の作るものは天然繊維を使いたいと思っています。

 

最近は手芸屋さんで綿100パーセントのミシン糸を探すのも一苦労です。

 

それに日本のプラスチック消費量は本当に驚くほどです。

不必要な個包装、レジ袋いらないと言っても小さいビニールに入れてくれたり(本当にいらないからいらないと言っているのに)

こないだのクラフトフェアでも、飲食店で大量のプラスチックゴミが出ているのを目の当たりにしてげんなりしました。

 

少し考え直していかないと大変です。。

身の回りのことから。

 

 

 

 

Maj

またこの写真です。

 

最近は糸の染めや試し織りと、表に出ない作業ばかりなので何も写真に撮るものがなく困っています。

 

去年買って以来ずっと大事にとっておいたシルクの糸をいよいよ精練(糸に付いているタンパク質を取り除く作業)してつるピカにしました。

キラキラとしてとても美しいのです。いろいろな植物で染めるつもりです。

 

 

気づいたら5月も3分の一が過ぎていて!

今更焦っています。(毎回こんなことしか書いていませんね)

 

頭の中に浮かんだものがそのまま織れればいいのですが、形にすると大抵違ったものになってがっかりすることがしばしば。

逆に、何も考えず始めたものの方が面白かったりすることもあるし。

 

 

最近庭にいろいろ植えては観察しています。

雨降りの後の植物の成長の著しいさまには感動です。

そして周りの雑草さんの生命力!降参です。

 

 

 

 

Färdigt

 

ようやく一つ完成しました。

 

これから納品します。

 

 

普段GWや土日関係なく生活しているのですが、今日は珍しく休日っぽい一日を心穏やかに過ごせました。

思っているより人はとても優しくて、それに心救われる日々です。

 

最近しばらく心がざわざわしていたのですが、昨日聴いたラジオがとても面白かったのです。

 

世界の性教育についての話。

日本だと恥ずかしいことだと位置づけられていたり、なんとなく触れづらい題材な気がするけど本当はとっても重要なことです。私は小中学校ではまともに受けた記憶がありません。

 

 

フィンランドでは生命の誕生を科学的に説明する一方で、好きな人と出会い付き合うときに自分が相手にどう接するか、配慮するか、ということまで含めて性教育があるそう。そして別れが来る時があるということも。

 

つまるところ、性教育っていうのはただ単にからだの仕組み(月経のこととか)を教えることではなく、人権のことを教える重要な時間だということです。

 

 

自分の性を受け入れてどう生きていくか、自分を知って一度きりの人生をどう生きていくかということにつながっていきます。

そして同時に人の性のことも同じように肯定していくということ。

 

性の多様性というけれど、異性を好きな人も同性を好きな人も同じ。多様性の中の一つということを教えてくれるんだということに、ここ最近のざわついた心のささくれが取れていくような感覚になりました。

 

 

もちろんそうじゃない人もいるけど、人の人権を侵害するような書き込みや発言が溢れるこの国で、こういう性教育が行われていくことがあればどれだけの人が豊かに生きていけるだろうか、そんな思いがこみ上げてきます。

 

ほんとうは全て繋がっていることに改めて気付かされました。

自分の身をどう守っていくか、そして人を傷つけないようにするために知る必要があることを知るのは大事なことです。

自分が小中学校のとき、どれくらいそのことを知っていただろうか。それを知っていたならもしかして傷つけずに済んだ相手がいたかもしれない。そして自分は自分の好きなように生きていいとわかったらもっと自信を持てたかもしれない。(十分のびのび育ちましたが)

 

自分はハラスメントしないと無責任に言ったり、道徳を教科にとか言ってるよりまずはしっかり性教育(人権の話)をするべきではないでしょうかね。(LGBTは科学的根拠がないとか言う文科大臣がいたりで本当に恥ずかしい)

 

愚痴っぽくなりましたが。

これからこの国でもそういう教育ができていくといいなと、モヤモヤしていた毎日の霧が晴れるような、少し希望が持てるような気持ちにさせてくれるラジオでした。

 

 

 

 

悲しすぎる…

とうとう割れちゃった、、、

 

 

このお皿とても好きだったのです。

このロバの絵と、かけられている布の感じといい大きさも模様も。。。

 

いつか割れてしまうのではと思ってたけど、手が滑って落としたら見事に割れてしまいました。

一瞬、夢なのではと思ったけど現実でした。

悲しい〜

 

10年くらい前に母と行った九谷焼まつりで買ったもので、調べたけど作家さんの名前もわからず。

裏にはMiNoというサインのような模様が。

 

 

でも考えたら10年近くは使ったということだから、泣く泣くだけどしょうがないとしよう。。

いつか私が金継ぎを始めたら再会しようね〜(/ _ ; )

直せるといいな、、、

 

 

 

 

春のハンカチ

すっかり春の陽気、というか初夏の気配すらしますね。(もう少し涼しくなってほしい!)

 

さて、春の色を織り込んだハンカチを京都のUmweltさんに納品しました。

冬の間じっとしていた植物がみるみるうちに芽を出して、いつまでも冬気分でいるのは人間、特に私くらいかもしれない。

 

春に咲く黄色い花を見るととても嬉しくなります。

今回のハンカチは両方とも黄色系ですが、それぞれ違う色味の黄色を使っています。

 

黄色の世界も奥深いです。

ぜひお手にとって見ていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

Handdukar / ハンカチ

先週山形市にオープンした、guraのオリジナルハンカチを制作させていただきました。

山形の四季をイメージしたパターンと配色です。

 

左から、冬 (素材 : コットン、リネン)、秋 (素材 : コットン、リネン)、夏 (素材 : コットン、リネン)、春 (素材 : リネン)です。

模様はどれも綾織りの仲間です。

冬の模様は、山形の冬山をイメージしています。山形に冬に訪れたことのある方は、こんなグレーの山々を見たことはないでしょうか。ちなみにこのグレーはログウッド、水色は藍で染めています。

また他の模様についても解説していこうと思います(長くなりそうなのでここでは割愛)

 

guraにはまだ伺えていませんが、蔵を改装したとても素敵な建物の中にレストラン、クラフトショップなどが入っているようです。山形がどんどん賑やかになって来て嬉しいです。

私も近いうちに行きたいと思っています。

 

 

最近友人たちと話して、ワクワクした気持ちを取り戻しました。これからの春に向けてこのワクワクのまま突っ走って行きたいです。新しい課題も与えられたので、研究もしつつ自分のことも盛り上げて制作したいと思います。