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Handdukar / hand towels

いつも麻のハンカチを取り扱っていただいている、京都のumweltさんに、冬のハンカチを納品しました。

ぜひ店頭でご覧ください。

 

今回は、家の中と外。

という感じをイメージしました。

 

東北(日本海側)の冬は全然晴れないし暗いし寒いし、海からの風で猛吹雪になるので子供の頃はスキーウェアを着て学校に通っていました。

この頃はそんなに雪も降らなくなって来たなあと思っていましたが、今年の冬は荒れ模様です。

そんな中でも毎朝雪道を歩いて登校したり、校庭できゃっきゃと遊ぶ子供たちを見ては強いなあと思ってしまいます。

外が荒れてても子供にはあまり関係ないんですね。

長くて暗い冬をどう過ごすか、これはスウェーデンでも日本の雪国でもきっと同じくらい大事なことです。

 

 

スウェーデンではsyjunta(スィーユンタ)という、何人かで集まって編み物をしたり刺繍をしたり、とにかくなんでも持ってきてみんなでおしゃべりしながら手を動かす、という文化があります。

そんな集いをいつか自分の周りでもやりたい、と思っていますが。

 

雪の中の散歩もいいし、(風がなければもっといいですね)家の中で過ごすもいいし。

気づけばあっという間に今年が終わりそうです。

気分転換は十分して来たので、あとは仕事を無事に終わらせたい。。。がんばるぞーーー

 

 

 

 

 

Thank you!

昨日をもちまして、青山とみひろさんでの展示会が終わりました。

 

1日からのAS Antiques Galleryに続き、たくさんの方にお越し頂きとても嬉しいです。

ありがとうございました!

 

また日常の制作に戻りつつ、来年展示会が開けるように頑張ろうと思います。

展示していたストールのうちいくつかは引き続き、とみひろさんに置いていただける事になりました。

hatagotoさんの壁掛けと合わせて、もし機会がありましたらお手に取っていただけると嬉しいです。

 

 

写真のストールは青森、十和田のSurya(スーリヤ)さんに納品しております。

とても柔らかい糸で織っています。是非試し巻きしてみてください。

他にも数点、納品しております。

 

Surya

〒034-0011

青森県十和田市稲生町14-53

佐々木ビル1階 店舗5 (佐々木スポーツ奥にあります)

 

 

 

 

 

最終日

東京、青山とみひろさんでの展示会、本日最終日を迎えております。

 

今月1日からこれまで、思ってもみなかったくらいたくさんの方が時間を割き

わざわざ展示会に訪れてくださり、hatagotoの西村さんと大変感謝しています。

 

 

また2人での第2弾ができるように、楽しみなことをずっと持ち続けながら頑張りたいと思います。

本日も19時までです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

Exhibition…

 

衣・織・住 展 in 青山とみひろ
お越しいただいた皆様、本日もありがとうございました。

展示会は10日まで続きます。

 

自宅に戻った今日は久々の歯医者さん。

 

歯を見れば疲れ具合がわかるんですよ〜といつもの歯科衛生士さん。にこやか。

 

ひゃあ、とドキッとしたところ

大滝さんは大丈夫ですよ。

とすかさず。

 

そうか、一応緊張したりドキドキして東京で展示会に立っていたものの、、、何も歯に表れてなくてよかったです。

 

 

 

 

 

衣・織・住 展 in Tokyo

 

ケータイからブログの更新ができないもので、留守にしていた分ごっそり更新できていませんでした。

 

代官山AS Antiques Gallery での第一期の衣織住展にお越しいただいたみなさま、本当に本当にありがとうございました!

小さな展示会にも関わらず、たくさんの方に見ていただけて心からの感謝の気持ちです。

 

現在は青山とみひろさんへと場所を移して、第二期を開催しております。

その一コマ。

 

第一期の展示会場の雰囲気とは違った和の空間。

不思議と馴染んでいます。

 

本日水曜日がお休みだったので、明日から残り4日間となります。

私もhatagotoの西村さんも残念ながらおりませんが、(西村さんは最終日いるかも?)

安心感のあるスタッフさんにお任せしておりますのでぜひお気軽にのぞいてみてください。

さすが和服の世界、落ち着いた接客でとても勉強になりました。技を盗んで今度実践だ!と思いましたが素質のあるなしなのでしょうか。

 

そして今日山形へと帰ったら、一面雪に覆われていました。

 

留守にしていたから家が冷え冷えでストーブ焚いてますが寒さに震えながら過ごしております、、、

冬は冷蔵庫使わなくていいくらい家が寒いです。

 

色々な方とお話しする機会があって、とても刺激を受けてきたのでこれからそれを形にしていくつもりです。

周りの方に恵まれているのが今回で特にわかった気がします。

少しずつ恩返ししていきたいです。

 

展示もまだ開催中ですのでもし青山にご用の際はお立ち寄りくださいね〜。

 

12/4 (mon) – 10 (sun)

10.00 – 19.00 ※12/6(wed)定休日

とみひろ 青山店

東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館1F

TEL 03-6801-6315

 

 

 

 

 

Exhibition in Tokyo…

展示会まであと一日となりました。

 

今年最後の展示となります。

毎回恒例になりつつある、東京へ発つ前日は深夜までの作業。

 

寝てる暇がないくらい慌ただしいです。

こんなことになるならもっと早く済ませられるように計画すれば、と思うかもしれませんが(私もそう思います)

時間があったらあったでギリギリまで織ったり作業しちゃうので、これはもうしょうがない。

 

そして東京へも一日前乗りしなくてはならないのが地方に住む人の悩ましいところ。

 

どんな展示になるだろう。ドキドキ。

もし時間があればぜひ見に来てください。

いろんな人に会うのが楽しみです。

 

 

「衣・織・住」展

12/1 (fri) – 3 (sun)

(fri)14.00 – 20-00/(sat)11.00 – 20.00/(sun)11.00 – 16.00

A.S. ANTIQUES GALLERY

東京都渋谷区恵比寿西1-31-15 2F (セブンイレブンの上)

TEL 03-6416-1377

 

12/4 (mon) – 10 (sun)

10.00 – 19.00 ※12/6(wed)定休日

とみひろ 青山店

東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館1F

TEL 03-6801-6315

 

 

12/1 – 3日、そして4・5日在廊しています。

場所、時間それぞれややこしいのでご注意ください。

 

 

 

 

 

Vinter / Winter

東北の長い冬が始まっています。

 

2枚目は十和田湖近辺からの眺めです。

 

こちらも毎日寒いです。

11月に降ってもいつも消えてしまうのに、まだしぶとく残った雪はこのままずっと居座るんじゃないかと思わせるくらい。

写真撮影のための光が足りない、、、

 

先日行ってきた青森の旅はとってもワンダホーでした。

いろいろ見てきたものをいつか形にできたらいいな。

 

これからの野望が見えてきたところですが、まずはあと数日後に迫る発表の場に備えて必死に織り機に向かっています。

 

 

 

 

 

 

Exhibition in Tokyo / 展示会のお知らせ

12月1日から、東京都内の二ヶ所で展示会をいたします。

兼ねてからお付き合いのある、木枠織り作家のhatagotoさんとの二人展です。

 

ずっとスケッチブックに描きとめていたアイディアをこの際やってみようと思い、試し織りにほとんどの時間を費やしました。

なかなか思った通りには行かず、何度もやり直しましたが、、、

色を先に決めて制作して来たので、糸染めにはだいぶ時間を割きました。

頭の中のアイディア通りには行かなくても、実際に手を動かすと想像していなかったものが生まれます。

そんな偶然性もたのしみながら制作しました。

まだまだ終わってないので必死ですが、、、

 

hatagotoさんの織りは素朴ながら雰囲気があって、いつか一緒に展示ができたら!と思っていたら実現することになりとても嬉しく思っています。

以前、試し織りのピースを見せていただいたのですが素材が生かされていて本当にかっこよかったです。

かっこいい織りです。ぜひ見に来てください。私も見るのを楽しみにしています。

 

 

「衣・織・住」展

12/1 (fri) – 3 (sun)

(fri)14.00 – 20-00/(sat)11.00 – 20.00/(sun)11.00 – 16.00

A.S. ANTIQUES GALLERY

東京都渋谷区恵比寿西1-31-15 2F (セブンイレブンの上)

TEL 03-6416-1377

 

12/4 (mon) – 10 (sun)

10.00 – 19.00 ※12/6(wed)定休日

とみひろ 青山店

東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館1F

TEL 03-6801-6315

 

12/1 – 3日、そして4・5日在廊しています。

場所、時間それぞれややこしいのでご注意ください。

 

 

 

 

 

旅する

 

毎晩遅くまで作業しています。

夜の時間というのは不思議なくらい作業に没頭できるので、このままずっと起きてやってられるんじゃないかと錯覚してしまうのですが、作業の手を止めた途端に急激な疲れに襲われます。

 

そんな中。

寝る前の読書?ただ本を眺めているだけですが昨日目に止まった文章。

 

ひろいのぶこさんの、旅する布という本からの引用です。

 

作り手として

そうした時に最も大切にしたのは、作り手の側に自分を置くことです。そして触覚に対する愛着。視覚が優先される現代社会で、疎外されている皮膚の持つ能力を再確認することです。加えて、「観察する人、される人」という従来の学問的アプローチではなく、自らが作る人であるという姿勢を保つこと。そうすることによって、今までに解明されず、言語化されていなかった未知の事実が明らかになるだろうという確信が、不思議にありました。

 

– 旅する布 美学出版

 

 

ひろいさんはフィールドワークを中心に、日本各地やアジアの各地の織物をまとめたとても貴重な本も出されています。

 

まだそちらも読みきれていないのですが、、、

 

ちょっとしたたし算ですら電卓を使ってしまうので、最近どんどん計算ができなくなっています。

今こそそろばんが必要じゃないかと感じる今日この頃。

パソコンやカメラに任せきりで、視覚を使っているようで本当には見ていないんだなと実感することも多々。

 

いい景色も、カメラに収めることばかりに集中しているんじゃないかと、

今目の前にいる人との時間を本当は楽しんでいないんじゃないかと、

そんなことを思ったりします。

 

最近取り組んだ、グラデーションの織り。

感覚がとても鍛えられました。

経糸をグラデーションに染め、そして緯糸を5-6色くらいの濃淡に染め分けました。

 

経糸の色の変わる境目を一瞬でも逃すと、緯糸と噛み合わなくなる。

緯糸を変えるタイミングを間違えて、何度も何度もやり直しました。

 

自分の全神経を集中して、色の動きを読みました。

それでもまだまだ、、、

 

難しい。

 

 

 

 

 

麻のお包み / Linne dukar

 

納品のお知らせです。

 

以前からご要望のあった麻のハンカチの大きい版、お包みサイズを京都のKitさんに納品しました。

おそらくもうすぐ店頭で見られると思います。

 

麻は、使うごとに柔らかくなり驚くほど吸水性に優れています。

そして何より、すぐ乾く。

 

昔から日本人、特に寒い地方に住む人にとって身近な繊維でした。

 

 

話は変わるのですがせっかく東北にいるし、しかも日本三大刺し子のひとつの庄内刺し子があるので、最近おばあちゃま達に混じって刺し子のクラスに通ったりしています。でもまだ一回しかしてないんですけどね。笑

 

時間を忘れて夜な夜な、農作業と日々の家事をこなし疲れているのにもかかわらず丹念にひと針ずつ綺麗な模様を刺して楽しんでいた昔の農家のお嫁さんやお母さんの気持ちがわかる気がします。針仕事、本当に楽しい。

と言っても今の私は時間配分が課題、、、こればかりやっていたいのですがなかなか苦しいところです。

昔の人って本当にすごい!

 

 

スウェーデンから私の恩師が日本にやって来てほんの数時間一緒に過ごしたのですが、日本の古布を見たいとの要望があったので、古民芸もりたさんを訪れました。そしたらそこで先生が、これはまさに郁美のスタイルね!とあれこれ指差しては笑っていました。

あなたはもっと日本の古い布を見た方がいいわよ!と力強いお言葉。

 

これからどれだけ見られるかわからないから、今見れる手仕事は見ておかなければと思っています。