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はのはなし

織りと何の関係もない話なのですが、歯医者に通っています。

去年の暮れから。

 

今まで歯医者と言えば、もう二度と行きたくないところの定番だったのですが、なんと私は今喜んで通っているのです。

だってとても興味深いから!

 

とても良い歯医者さんを見つけてしまったのです。

 

こんな近所にあったのになぜ今まで気づかなかったのだろうと悔やまれますが、

‘Bättre sent än aldrig’ というスウェーデン語があるように、つまり、遅かろうとも、しないよりはずっといい!

という意味なのですがそういうことなんだと思います。

 

この歯医者さんです。日吉歯科

入り口からしてかっこいい。写真の腕が無いのがモロバレな写真ですが…

 

 

虫歯はどうしてできるの?歯周病ってなに?とか基本的なことから教えてくれるのもそうですが、何よりも

虫歯になってから行くのが歯医者ではない、自分の歯をメンテナンスする技術を教えるのが歯医者なのだという、

驚きかつとても納得のいく言葉を投げかけて来たところなのです。

 

虫歯は削って終わりじゃなく、もうできないようにすることを前提とした徹底的なメンテナンス技術を教えてくれる!

 

 

毎回、爽やかで親切な歯科衛生士の先生が動画を見せてくれつつ、わかりやすく歯が病気になるメカニズムを説明してくれるのです。

行く度にふむふむ!となるのでメモを取りたい衝動に駆られますが、そんなことをしたらビックリされちゃうかな〜と思って控えています。

メモを取りたがる人もきっといるだろう。今度聞いてみようかな。。。

 

ここまでで、質問はありますか?と聞いてくれたり、まるで講義を聞いているかのようです。

もっと早くこういう話を聞けていたら、歯科医師を目指していたかもしれない…!

(まあ、無理なのはわかっているけど)

 

 

当然、自分の口の中にどのくらい虫歯の原因菌がいるのか検査してくれたり、

唾液にどのくらい酸を中和する能力があるのかとか、調べてくれるのです。

 

 

虫歯の原因菌のひとつ、ミュータンス菌というのは歯の生え始めの生後6ヶ月〜生えそろう2〜4歳の間にもう数が決まって

その後一生ほぼ数が変わらないらしいので、親や身内から子供に感染させないように気をつける!とか。

ちなみに私も調べてもらったけど、0〜3の評価段階のうち(3が一番ハイリスク)、1でした。

 

全くその菌を持ってない人もいるらしいので、それに比べると少しはあるけどそんなにリスクは高くないとのこと。

でも自分から他の幼い子に感染させないのが大事なんだなとまじめに受け取っています。

 

 

 

総じて言える事は、体の健康の状態が歯の健康にとても深く関わっているのだなということです。

まとめると面白くない言葉になってしまうのですが、とても興味深いのです、歯の世界!

 

 

東京にお住まいの方は、この日吉歯科が汐留にもあるらしいので興味があればぜひ〜こちら→

 

日吉歯科の素晴らしいことのひとつに、この歯科がスウェーデンの技術を取り入れていることがありますね。

確かに、スウェーデン人の友達の歯はとってもきれいだもんなあ。

20歳過ぎると歯科診療は自己負担なのでみんなちゃんとメンテナンスしているようです。

 

すぐに治療が必要な虫歯が無いのにも関わらず、こんなに足しげく歯医者に通っているなんて…とたまに不思議な気持ちにもなりますが。

次回の予約も入れてあるので今から楽しみです。