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夜な夜な

家族も寝静まってシーンとした家の中。ネットで博物館のアーカイブを検索中。

完成したものより、試し織りやスケッチの方が面白いことがありますよね。
最近は、作るものを少し崩したい、と思うけれど崩すにはやっぱりちゃんとしたものが作れるのが前提。崩すって難しいですね。

昔の人の作ったもの(それこそ1800年代のもの)をネットのアーカイブで見ながら、なんて新しい!と思う不思議。

すごくいいんだよなあ〜。手仕事が好きで、家族のため、自分のために無心で作ってるのが伝わってくる。
生産性とか効率とか、そういう尺ではかるのではないものづくり。
AIでは絶対行き着くことのできない手仕事。

そうありたいなあ。。。
と夜な夜な思うのでした。




Childhood

暑すぎて日干しになりそうな熱帯な日々の後の、なんと軽やかな日差しよ。最高!平年並み万歳!
でもそれも今日までかな、、?

最近は、ずっと行きたかった山梨へ行ってきました。
そこでは小学2年生の男の子の秘密基地に案内してもらったり、(とりけんきゅう小屋という名前だった) 縄の作り方、好きな絵本など色々お話してくれて、とても楽しい時間を過ごしてきました。
木で柵を作ったり、鳥に餌をやったり、ツリーハウスを作っていたり。
自由に、全力で遊ぶ姿を見てたくましさを感じました。
すごくパワフルだったなあー

こういう経験が子供の頃にできるって豊かだなあと思います。
これからの子供の遊びがスマホやタブレットの中でしか展開されていかないとしたら、勿体無いなあ。

遊びの中から創造されるもの、偶然が作り出す面白いもの、そういうものにいつでも気がつけるように、子供と一緒に面白がれるように、自分もそういう感覚を持っていたいなと思う1日でした。

散歩の仕方も、知ってるのと知らないのとでは全然違うもんなあ。
いい時間を過ごすことができました。







てんてこ

本業じゃないことを最近は色々と引き受けていましたが、どれもてんてこ舞い。
やっぱり慣れない仕事は引き受けるもんじゃないな〜、なこと続きでした。

友達にスウェーデン語を教えたり、訳したり色々したけど思っているのとは全然違う風になるんです。
教える才能、欲しいなあー

他にも、スウェーデンから来る団体旅行の行き先の手配など、本格的なのは初めてで戸惑いながら進めていましたが、ようやく終わってホッとしていました。
お手伝いしてくれた方たちへのお支払いも全部済んで、よかった!

私の力なぞより、協力して進めてくれた温かい方たちのおかげです。
参加された方も楽しんでくださったようで、本当に良かったです。

今回のもいい経験にはなりましたが、もし次頼まれたとしたらもう少し上手くできるかもな、、、


それ以前に次の依頼はあるだろうか。。。

募集しております!笑





Spring?

札幌でのイベント、いよいよ明日までです。遠くから見守っています。

いつもながら、現地にいないとそわそわ。
いてもそわそわには変わりがないのですが、正直な反応を知りたいという気持ちがあると、やはり目の届かないところにいるのが落ち着きません。


先日インスタを見ていたら、私の織ったハンカチをとても綺麗に写真に収め、投稿していただいている写真を発見しました。

驚いたのと嬉しかったのと、少しの気恥ずかしさもありながら、気に入って使ってくれている方がいる!というのを知れて感激でした。

でもいつも思うのは、私の手元にある時よりも、使ってくれる方がいて、その方のところにある布の姿の方がとても生き生きとしているなあ、ということです。

自分も気に入った布は眺める時間が長くて、使うのは勿体無いと思ってしまうたちなのですが、生活とともにある布の姿はとてもかっこいいなあと思うのです。

ずっとボロボロになるまで使ってもらえる布を織りたいと思います。
そのためにはいい素材でなくちゃ、とも思います。

今年は制作がスローペースなのですが、来年に向けて楽しみな企画も動き出しています。

最近の世の中は悲しいニュースや、どんどん内向きになっていく動きであふれていますが、その中でも自分のバランスを取りながら、地道に続けていこうと思います。








Check!

以前お手伝いしたスウェーデンの織り専門誌、VÄV magasinet (ヴェヴマガジン)、こちらのブログにはずっと書きそびれていたのですがとっくに発売して、何ならもう次の号まで出ています。


この時は裂織り取材の案内役、運転手(厳密にいえば運転手を手配したのみでしたが)、通訳(これも私は半人前しか役に立てず)をしたのでした。


取材先を探すのも何もかも手当たり次第、やるっきゃない!ととにかく各方面に電話かけまくり。
電話の先で丁寧に対応してくださる方やら、単に怪しまれて終わっただけのところもあったような、ですがもう結構前の思い出。


でもその甲斐あって、自分としてもベストなコースを案内できたのでは、とちょっと自慢に思っています。(なんちゃって)

思ったより日本の博物館や資料館は面倒な手続きがいっぱいあって、でもそれさえクリアすれば意外にも敷居は低いような印象でした。



そうそう、私の織った裂織りのクッションもこの号に載せていただいています。もしどこかで目にする機会がありましたら、見てみてくださいね。

それはともかく、それをなぜ今更紹介するかというと、また色々原稿のチェックをお願いされているからです。


何がすごいかって、もう1年以上前になろうかという当時の記憶をたどらなければいけない! (綺麗さっぱり忘れた)
自分でもメモ取っておかねばいけないんだな、と今年一番の教訓であります。


それでも雑誌のライターの方の丁寧に綴られた文章を読み、あの取材の後もいっぱい本読んだり調べなおしたりしたんだろうなと、すごいなあと思いました。

私も少しでもお力になれるよう、もう一度自分の持っている資料を引っ張り出してちゃんとチェック致しましたよ。


次の号も楽しみです!!

























展示会のお知らせ in 札幌

このブログ、長らく冬眠していましたが、、

展示会のお知らせです。

札幌東急百貨店でのイベント、ナチュラルな食卓にテーブルウェアを少しばかり出品させていただくことになりました。

5/9 thu 〜5/15 wed 10:00 – 20:00 (最終日は17:00まで)

札幌東急百貨店6階プレミアムスクウェア

お近くの方はぜひのぞいて見てください。

またしても札幌には行けないのですが、、今年はどこかで行きたい!と切望しています。

写真のお弁当包みは、イェムトランスドレルという織り方。カタカナ表記するとなんと読みにくいことよ。

いつか織ってみたかった織り方です。

密度が高いのでしっかりした布になりました。

ずっと長く使うには、厚みのあるしっかりした布の方がいいなあと思います。

ランチョンマットとしても、ぜひ!