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sjal / shawl

すっかり更新しなくなってしまいました。

引っ越して、パソコンを置いているのが寒い方の部屋になってしまったので、それで寄り付かなくなってしまったのかもしれません(言い訳)

 

さてさて、これは去年織ったショール(ストール)ですが、スウェーデンのVÄVという織り雑誌の今月号に載せてもらっています。

まだ雑誌が手元に届かないのでご紹介できないのですが、織り方を紹介するページに載せてもらったのでどんな感じになったかドキドキしながら待っています。

世界の織り愛好者たちの目に触れると思うとド緊張です。

どうか気に入ってもらえますように!

 

スウェーデンから一時帰国している友人と話したり、身近な友人たちがなぜか同時期に(今)海外へと旅立って行ったのも相まって、私も外国へ行きたい!とうずうずしてきました。

もっぱらインスタでスウェーデンの友人たちの投稿を追いかける日々。

こんなことではいけないと思いながらも、今手掛けている仕事もノロノロ作業で思うように進みません。

停滞しているようです。でも手を動かす。頑張る!

 

今年は織る以外にもいろいろ外へ飛び出し、今まで見てこなかった日本の織りを見たり話を聞きに行ったり、体験しに行ったりしたいと思っています。そしてもちろん海外も行きたいです〜〜

 

それにしても今夜は風が強いです。

みなさまお気をつけて!

 

 

 

 

からむし / Karamushi

 

いつか訪ねてみたいと思っていた、からむしの里福島県昭和村。

ついに訪問が実現しました。

この時期は天気を読むのがとても難しく、一度予定していた日程を変更してようやく先日伺うことができました。

 

着いた日は晴れ。とても気持ちよく、雪の壁を見て少しテンションが上がりましたがそれは天気が良かったから。

次の日からは次第に怪しくなり、帰る予定にしていた日には本当に帰れるのか心配になるくらい雪に見舞われました。

雪国にくらす人たちは本当に大変です。思い通りにはならない天候に左右され、寒さの中生きていくたくましさ。

人がとても温かくて初めて会った気がしませんでした。

 

 

降り積もる雪。見ている分には美しいのですが。。。

 

 

畑で育てたからむしを刈り取って、繊維を取りそして乾燥させ、均一な太さになるように繋いで(績むという)ヨリをかけて、、、という時間を経た綺麗な糸。

この糸ができるまでにかけられた手間と時間を思うと涙が出そう。

この糸はおばあちゃんが績んだ糸です。

 

 

素朴な魅力的な布。地機(腰機)で織られるからこそ手で績まれた不均一な糸が綺麗に織れるような気がします。

自分の体と糸が作る布。

機械には絶対出せないところ。

 

 

お邪魔させていただいたおばあちゃんはからむし織以外に、裂織りも見せてくれました。

裂織りは本当にセンスの問われる仕事だと思うのですが、このおばあちゃんはなんて美しい色で織るのだろうと感動。

からむし以外にもなんでも地機で織ってしまう。とても楽しそうで生き生きとしていました。

 

糸を績むところも見せてくれて、笑顔も素敵で、私もこんな風に歳を取っても織りを楽しんでいたいなあと元気をもらって帰ってきました。

また暖かくなったら再び訪れたいと思います。

 

都会のように便利なものはないかもしれないけど、自然を相手に過ごすというのは創作意欲が刺激されるようです。

帰りの電車の中で、ふつふつと作りたいもののアイデアが浮かんでくるのが不思議でした。

 

 

 

普段一人で制作しているので、たまに遠征してインスピレーションを受けると織りがますます楽しくなりますね。

 

 

 

 

 

Klar!

心のふるさと庄内平野と月山。12月31日の写真です。

 

荷物出し終わり、オワッターー!!

あースッキリ。

無事に着きますように。

 

そして軽妙な私の元へずっしりした出来事がやってくる。

うーむ。なかなか話が通じないなあ。

お互いに悪気ないんだけど、少し残念さを噛みしめる。

 

 

同じ言語で会話しているのに通じない。

かたや、言語が違うのにとっても通じる。

 

不思議だなあといつも思います。