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Söndag/Sunday

紅花で染めた糸。ピンクってこんなにきれいなんだなと、見惚れる。

日本の道具ってなんだかシンプルでいいですよね。

この道具も、カセの大きさに合わせて竹の棒の間にかけた糸の輪を移動させるだけで、簡単に調整できるんですもの。

 

 

いろいろせまっているので、土日も休み無しです。

と言いつつ、

普段いつ休んでいいのかわからないので家にいる限りいつも作業しているのですが…

 

でも今日はちょっとだけ一段落したので、行っちゃいけないと厳しく言い聞かせていたツタ○に行ってしまいました。。。

借りても観る時間ないので、1本だけにしようと思ったのに、4本も借りてしまい…。

 

 

早速お昼を食べながら観ましたよ、シングストリート!ずっと観たかったのです。

http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

いやあ、こういう映画観ると音楽やりたい!とか、バンド組みたい!とか思ってしまったりして。ほんとうに心躍りますね〜

すごくおすすめです。笑えるし元気が出る。音楽ってすてき。仲間がいるっていいね。どっぷり浸ってしまいました。

 

ということで、ちょっとエネルギー補給できたのでまた次の仕事へ取りかかろうっと!

 

 

 

 

 

 

Växtfärgning igen

紅花。

今しか染められないのでまた染め準備をしています。

 

真っ赤できれいな花ーーー・・・

そういえば山形県の県花なのでした。

 

ついでに他のも調べてみたら、

 

山形県の木はさくらんぼ、獣はカモシカ。

県の獣を制定していることすら知りませんでしたが、たしかによく聞きますねえ。

県の鳥はオシドリで、魚はサクラマスだそうな。

 

今日のノルマ達成の開放感と放心状態からか、ぼーっとして他の県のまで調べてしまいましたが、いくつか取り合いになっている県があるんですね。(別に争ってるわけではないと思いますが。。。)

鳥でいえばライチョウが大人気でした。と思ったらオシドリも人気でした。

 

疲れたので、今日はゆっくり寝たいと思います!

 

 

 

 

 

シルクロード

ウズベキスタンのスザニ

途中で糸がなくなって、微妙に違う色で刺しているところを見ると、人の手で作られた感じが伝わってくる。

そういうのを見つけると嬉しくなる。

 

 

タジキスタンのスザニ

タジキスタンのものは希少らしい。

 

 

いつかは絶対行かないといけないなあと思っているシルクロード。

 

ここのところ、先々の予定が決まっているせいか気持ちが先走る・・・

あ、まだ2月だったんだと思う。すでに3月の気がしていたから。

 

 

そんな事言っているうちに時間は過ぎてゆくのだけど、いつ行こうか、シルクロード。

 

京都に住んでいたときに見に行って釘づけになったシルクロード展、とても素晴らしかった。

なのに学生でお金がなかったのか忘れたけど図録を買わずにいた私。

 

同じ学校に通う子もその展示を見に行って図録を買ったと見せてくれた時、とても後悔したのを覚えている。

それから必死でその図録を手に入れようと探しまわってようやく手に入れた。どこでどう買ったのかもうすっかり忘れちゃってるけど。

買って正解。

 

 

行きたいな〜〜〜

って気持ちはずっと持っているから時間はなんとか作るとして、あとはお金か!(それが問題)

 

 

 

 

 

3月の展示会のお知らせ

3月18日から20日に滋賀県の愛荘町というところで行われるイベントに参加します。

 

麻織物の産地でもある、愛荘町で生み出された新しいブランドの布の発表イベントです。

私はその一角に設けられた北欧コーナーにて展示・販売をさせていただきます。

 

苧麻化衣〜からむしころもとなる〜

2017.3.18 sat – 20 mon

10.00-17.00 (最終日16.00まで)

 

詳細はこちら

 

私は初日の18日にいる予定です。

 

面白そうなワークショップなどもたくさんあるのでとても楽しい時間を過ごせると思います。

ぜひぜひお越し下さい〜☆

 

 

 

 

 

Silk

国産のシルク。

生産量がぐっと減って来ている昨今。

 

需要が減っている、というのはそんなことはない。需要はあるけど作り手がいないんだ、と去年お手伝いしていた養蚕農家の方は言っていました。

 

たしかにその方も高齢になりつつあったし、(年齢差40歳くらいの私に比べて信じられないくらい体力ありますが)後継者のいる養蚕農家はあまりないようです。

秩父で織物をやっている友人の近くの養蚕農家さんでは、幸いにも後継者の息子さんがいらっしゃったけど…

どうにか、続いて行ってほしいなあ。

 

 

テキスタイルの学校に行っているときに先生が、たしか横浜のシルクの博物館のイベントか何かに登場したお蚕様たちの引き取り手を探しているとき、育ててみたい!と言ってわけてもらった初めての蚕。

 

最初は正直、触れない!と思ったけど数時間観察しているだけで最初の印象はどこかへいってしまいました。

触れない!から、触りたい!へ。

ちょっとひんやりしてるのにシルクのようにすべすべで、この虫からあの糸が生み出されるのは納得でした。

(触りすぎると病気になったりするからだめなんだけど)

 

自分の元に来た蚕達の一生を見届け、いつか養蚕の現場を見てみたいと探していたところ、なんと家の近くで一軒だけ養蚕をされている方をみつけたのです。そしていろいろな人に手を借りてようやく連絡先を教えてもらったのでした。

 

 

得体の知れない集団(といっても3人)を仕事場に快く招いてくれたおじいさんは、あっけにとられる我々を尻目に軽快に仕事をこなし(だってすごい量の蚕だったんだもの!)、作業を見せ話を聞かせてくれたのでした。

 

それからも一人で通いつめ、休憩中はおじいさんおばあさんに囲まれつかの間のほんわか時間を過ごし、でも仕事はハードで、毎日蚕の残像が頭にこびりつき寝れない夜もありましたが、私より高齢の方々の仕事ぶりにただただ感服するばかりでした。

 

本当に体力勝負でした。

 

詳しくは違うブログで書いていたんだけど、なんか中途半端なのでまた今年もお手伝いして、それを書いて今度はちゃんとレポートしたいなと思っています。

 

まあ、話はぐっとそれちゃったのですが、国産シルクの現状を知った上でこの糸を買いたいと思っているので、決して安くないけどこれからも買って使って行きたいです。ほんとうに綺麗な糸。

 

できるならばお手伝いしていた養蚕農家さんの繭で作った糸で織りたいのですが、私が去年うっかり体調を崩し2回目のときにお手伝いできなかったのでそれはもう少し先のはなし。だけど近い将来きっとできると思っています。

 

 

 

 

 

Jag behöver solen…

暗い…

 

今日は大雨で本当に暗かった…

雪ならよかったけど雨だし…

 

 

本当は違う写真を探していたのですが、やっぱりこの紫陽花の色がきれい。

去年は庭の紫陽花をコレクションしていました。

今はかさかさになっているけど、この時はまだみずみずしくて色もだいぶ残ってます。

きれいだなあ。

 

 

明日も大荒れらしい。

低気圧のせいもあるしいろいろ重なってまた弱ってきちゃったな〜〜。

 

 

 

 

 

Natural dyeing ④ 紅の花

冷たい水。

紅花です。

 

水温15度以下がいいっていうけど、水温8度でした。

ばっちり。手もぶるぶる。

染める時は温めましたけどね!

 

 

見事な色。

コチニールのピンクも良いけど、やっぱり違うなあ〜。

 

 

かつて庶民が身につけることを唯一許された紅花の色がこのピンクだという。

薄い液で染める色。

 

だけどこの色でも身につけたらすっごい幸せだろうな。

栽培から染色の仕方からこんなに手がこんでいるんだもの。

普段はあまりピンク党ではないけれど、この色はすっごくいい。

 

昔の人はアルカリ性にしたり酸性にしたりこんなに微調整が必要なこと、なんでわかっているんだろう。

昔テレビで有名な染色の方がphの調整のときに液をなめて判断していたのを見たけど、それもすごい!

私はなめる勇気はありませんでした。

なめてもわからない可能性大だし…笑

 

 

 

 

 

Natural dyeing ③

Växtfärgning med indigo, gul lök och kaffe och cochenill.

De blev underbara färger!

 

ここ一週間で染めた草木染め総特集。

なんといってもこの色の組み合わせが好きすぎる。

 

 

昨日は染色場と化した寒々しいお風呂場でひとりせっせと藍染め。

寒すぎて藍の元気がなくなるとあたために台所へ。

 

 

この数日、台所に立ちっぱなしでした。

煮込んだのは食材ではなく、糸。酢酸のにおいが立ちこめるリビング…

 

 

友達のお母さんがいつか、カレーをぐつぐつ煮込んでいるときが一番しあわせって言ってたことを思い出す。

とてもわかる気がする。。

 

 

 

いつもの半分の量のコチニールで、こんなに濃い右側の色になりました。

efterbad(二番液)で、左の色。

 

 

 

 

楽しい!

 

草木染めは、日本でもスウェーデンでも習ったけれど、スウェーデンで草木染めの色見本をみたときの衝撃といったら。

こんなにたくさんの色ができるんだ!と、

しかもビビット。

 

光も空気も景色もちがうから色の感覚もだいぶ違うんだなあ。

わたしの草木染めのやり方は、日本のとスウェーデンのやり方を勝手に混ぜたり部分的に引用したりで、いろいろ混ざってます。

 

日本のやり方は細かくて専門的。染材のことをよく研究されている感じ。

スウェーデンのはおおらかですが、わたしには合ってる気がします。

両方いいんですよね。

 

 

 

 

 

Sjal/ストール

 

そういえば、こちらの方も宣伝し忘れていました。

京都のKitさんにてリネンのお包みやカシミヤ混のストールを置いてもらっています。

 

スウェーデンの古い布の写真からインスピレーションを受けて作りました。

普通はこの織り方だとこういう縞模様の作り方をあまり見ないのですが、いろいろ遊べる織り方です。

 

 

Kit

602-0875
京都市上京区信富町299

http://kit-s.info

 

こちらの記事に詳しく載せていただきました!

 

まだまだ寒い日が続きますね〜

今日は晴れてるのに雪が降ってきて、明るくてきれいでした。

 

今日は、ほぼいちにち明日の染色のための仕込みに費やしました。

 

といっても黄色は染めましたよ!

明日乾いてから色を見るのが楽しみです。

 

 

 

 

 

Lin Handdukar / Linen towels

リネンのハンカチ、京都のUmweltさんに納品しました。

10日から梅見月の布市が開催されるようです。

スウェーデンの古い布などが見られるみたいです。

 

そちらと合わせてこのリネンの布もぜひご覧ください〜

 

 

Umwelt

〒604−0962

京都市中京区夷川通御幸町西入達磨町588−1

http://umwelt-ebs.blogspot.jp