9月後半に、再びスウェーデンに渡り行ってきました、Vävmässan!
Vävmässaとはその名の通り、織りのメッセ(フェア)という意味です。
すごい熱気でした。詳しくはfacebookの方にもっと写真を載せています。
なぜか写真がiCloudからダウンロードできず、、、
なのでこっちには載せられないのです。
それはさておき、フェアの間は町をあげて盛り上がっています。
長ーーーーーーいトラスマッタ(裂き織りのマット)が道に敷き詰められ町を彩っていたのが素敵でした。全部で300mなんだとか、もっとだったかな。
一角には織り機が置かれライブウィービングとでもいうのか、
我こそは、という挑戦者や熟練の腕を持つ強者たちが颯爽と織り機の周りに集い楽しんでいました。
と、まあ誰でも気軽に参加できて、織りって何?という人も歓迎のイベントになっていてとてもいい雰囲気でした。
日本でもこういうの、ないかなあ〜。織り人口がどのくらいいるのかしら。
東京でやるんじゃなくて、もっと地方にも集おう!と言いたいところです。このイベントには本当に国内だけじゃなくて周辺国からもたくさんの人がやってきていて、活気があり刺激をたくさん受けました。
スウェーデンのラジオ局の人がいて、わざわざこのイベントのためだけに来たの?!なんで?!と取材という名の激しい追及を受けました。
そう考えたらそうですね。わざわざ、、、
私は今回はガイドを頼まれていたのでそれもあって行ったのですが、やはりこういう場に行くと織り好きの人ばかりで話がすぐに通じるのでホッとします。
近くのミュージアムでも織り関連の展示をしていました。
これはその裏庭。建物を移築したのかな?すごい〜と思って見てたら、これはまさか、ただ上に乗っけただけ?とさらに驚きました。
どうやってくっついてんだろ。
これはストックホルムに戻ってから。Skansen(スカンセン)という野外博物館を歩いて回っていた時のこと。リスを発見!
目の前をうろちょろしたり動じる様子もなく餌を頬張っていて、人に慣れている様子でした。
奈良や広島でいう鹿のような存在なのでしょうか、、
さてさて、さらにその後。
夏にもお邪魔した、とっても素敵な人のお家にまた遊びに行ってきました。
綺麗なお花がお出迎え。
全部自分の庭で採れたお花。この花束のセンスといい家の素敵さといい、毎回ほんとに自分の雑念がリセットされるような感じです。
私もこの方のように淡々と織りを続けて、日々の生活にも遊び心をもって生きたいと思います。
*
というわけで駆け足でしたが、今はこの楽しかった仕事兼小旅行を終えて無事に家で作業しています。
向こうにいる間はしょっぱなから風邪をひいてなかなか自由に動けませんでしたが、今回復し振り返るとメキメキと力が湧いてきます。
これからもずっと続いていく人間関係が築けたことやたくさんの新しい出会いがあって、離れている今も嬉しい気持ちで一人織り機に向かっています。
12月に東京で友人の素敵な織り作家さんとの2人展があるので、それに向けて精一杯頑張ります。