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På landet / Country side

 

スウェーデン、アイスランド旅行の思い出を書けぬまま時間が過ぎ行く。。

 

1枚目は、スウェーデンで一番長い木製の橋です。(確か一番だったはず、、、?)

どこまで続くんだろう、と思うほど果てしない橋に使われている木は一本一本がみんなの寄付だそうで、よく見ると寄付した人の出身地と名前が刻んであります。

歩きながら踏みしめる。うーん、素敵。

 

ちなみにこの先はどうなっているかというと、デッキになっていて飛び込み放題、焼き放題。老若男女がそれぞれにくつろいだりはしゃいだりしています。

あまりの灼熱具合に私は早々に退散しましたが。

 

夏になるとみんなチョコレートみたいな色になっています。そんな色にまで焼けるの!と驚きますが、秋にはまた白く戻る。

あの色どこ行った?と不思議でならない。スウェーデン人の数ある不思議の一つだと思っています。

 

 

2枚目、スウェーデンにも引けを取らない絶景がここにあります。山形県の羽黒町というところ。

毎日こんな景色を眺めていたら、大きな気持ちになりそうです。ここに住みたい。この平野の中の、ほんの片隅でいいですからどなたか貸してくれませんかねえ、、

 

 

今日は雨ったり晴れたり曇ったり大忙しの天気。

作業が終わらなくててんやわんやです。こうしてちょっとだけ現実逃避したので、また作業に戻ろうと思います。

 

 

 

 

 

Coasters for Takinami-Ryokan 2

 

さて次は、織る作業。

今回は4パターンで作成しました。

 

 

 

そして縫う。ひたすら縫いました。

 

そして完成!!

 

 

大きさは2種類あるのですが、こちらは少し小さめサイズです。

 

 

そして肝心の、旅館のほうもリノベーションは完了し、プレオープンしているとのことで先日伺ってきました。

 

 

美しいエントランス。防音対策バッチリの壁のおかげで、入口のドアが閉まると外の音はほとんど聞こえません。

別世界が広がります。

 

 

裸足で歩くことをお薦めしているんです。というお言葉通り裸足に。

夏はさらりと、そして冬は不思議と暖かい。何よりこの浮き出た木目が素足に優しい感触を与えてくれてとても気持ちいいのです。

ずっとこの床を歩き続けたい。

 

 

ぼんやりと照らしてくれる昼間の光。照明のようです。

ここから究極の癒し空間への道が始まるのです。

 

 

私のへなちょこ写真なんかより、実際に見ていただきたいお庭。

うむむ!このお庭を独り占めできるなんて!

と唸らせる豪華なお部屋。

 

 

こんなに立派なお部屋で過ごす一晩は忘れられないものになりそう。

写真がひどくて申し訳ありません、、、

 

 

そして石屋さんが頑張って作った岩風呂。

お湯にももちろん並々ならぬこだわりがあります。

 

温泉をタンクに貯めてから各部屋に回すのではなく、直接お部屋に引いている。

その日の気温、天気などによって左右されてしまうお湯の温度を一定に保つため、こまめな温度管理が要求されるのですが、その手間を惜しまずにお湯を守っている。

体の温まり方が全然違うそうです。

入ってみたい!そしてこのお庭!自分のためだけにあるのではないかと、傲慢な気持ちが出てきそうなくらい贅沢です。

 

他にも写真をバシャバシャ撮ったのですが、如何せん腕がないもので、、、公開しない方が良さそうなので、ぜひ直接見て体験していただきたいと思います。

 

瀧波さんのホームページはこちら

是非是非、山形の美味しいものと素晴らしいお湯を体験しにお出かけください!

今ならプレオープン記念のお得な料金で泊まれるようなので、チェックしてみてくださいね。

 

そして私のコースターも、そういえば!と思い出していただけるととても嬉しいです。

 

 

 

 

 

Norrut / 北へ

しばらくお休みしていました。

 

短いようで長かった旅でした。でももうちょっといれたらよかったなと思ったりもしますがとにかくとてもいい時間でした。

見てきたものや感じてきたことをひとつずつ言葉にするのは難しいですが、行く前は想像していなかった展開が様々起こり、想像以上の出会いがありました。

この関係はずっと続いて行くだろうし、いつでもまたそこへ戻っていけるような気がしています。

 

そして、生活することも織ることも食べることも同じくらい自分にとって平等で

ひとつの丸の中に入り混じっていたら嬉しいなと思っています。

 

 

旅の様子を、少しずつ紹介できたらいいなと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

お知らせ

 

20日から展示が始まります。

緑三兄弟。

 

私のお気に入りです。

 

諸事情によりこれからしばらくブログの更新ができないかもしれませんが、インスタグラムの方には投稿していくつもりです。

もしみていただけるようでしたらそちらの方をみていただけると嬉しいです。

 

昨日(もう日付変わっちゃったから一昨日か)はとてもいい再会の日になりました。

 

3年前に聞いた話が、現在進行形の形になって目の前に現れたというのか、まあそのままなのですが

この道を進んで来てよかったなあと心からホッとしたというか、今まで支えてくれていたたくさんの人たちのおかげで

続けられたことにとても感謝です。

 

何事もこれからですね。

さて、がんばろーーー!

 

それにしても仕事のできる人っていうのは本当に共通点がある。

私もそんな方達の真似をすればいいわけですがね、ふふふ。

 

遠くに見える景色に近づくためにはまず一歩踏み出すのが何よりの近道ですよね。織りをやってると本当に実感する。

 

あと語学も!

私のスウェーデン語散々になって来てしまったのでここらで取り返さないと。

 

全くまとまりがなくなって来たところで、おやすみなさい。

 

 

 

 

 

こわいこと

また

 

訳のわからないことが決まろうとしている

 

議論になんかなっていないし、発案したものは全部多数決で決まってしまう恐ろしさ。

テロ対策のための法案じゃないのはもうはっきりしているよね。

 

 

「一般の人は対象にならない」

 

と言ったかと思えば

 

「嫌疑がある段階で一般の人ではない」(盛山法務副大臣)

という。

 

はっきり言ってもらえてよかった。

 

 

自分は関係ないとか、関心がないとか、そういう人たちの力を原動力に進んでいくんだ。

 

私たちはこれからどれだけ自分たちの権利を手放していくんだろう。

 

 

 

 

 

Exhibition in Kyoto

京都の雑貨屋さん、Kitで個展をさせていただきます。

 

 

väv små dukar

織 - 小さな布たち展

 

2017. 4. 7 fri – 17 mon 11.30 – 19.00

 

Kit

京都市上京区新烏丸通丸太町上ル信富町299

tel. 075 744 6936

http://kit-s.info

 

今回は、タイトルにあるように小さな布を中心に作っています。

ハガキの写真にもなっている布は、冬の間紅花で染めた国産のシルクの糸を使った衣包み(約60cm×60cm)です。

小さめですが折りたたんでカバンの中に一枚。寒い時にはさっと首元に巻けるような大きさです。

ピンク、オレンジ、黄色、黒と全て草木染めで出した色です。

 

他にも、草木で染めた糸を使ったものや麻のハンカチなど様々作っています。

お近くの方はぜひ覗きにいらしてください。

 

 

 

 

 

Vår / Spring

去年、友人のカメラマン(岩澤写真事務所)に撮ってもらったシルクのストールの写真。

 

このところの日差しが春の気配を感じさせます。

冬の間ずっと暗かった東北日本海側にも、ほっとするようなあたたかい光が差し込んでいます。

 

 

いろいろなものをみて、いろいろふりかえったり考えたりしていたけど行きたいところへ行くための近道というものは無くて、あるとすれば今自分がやっていることが一番の近道なんだよ、と思う。

 

言葉で表せないものを形にするのもまた難しいけど、試行錯誤しながらやるしかなさそうです。

 

 

 

 

 

Söndag/Sunday

紅花で染めた糸。ピンクってこんなにきれいなんだなと、見惚れる。

日本の道具ってなんだかシンプルでいいですよね。

この道具も、カセの大きさに合わせて竹の棒の間にかけた糸の輪を移動させるだけで、簡単に調整できるんですもの。

 

 

いろいろせまっているので、土日も休み無しです。

と言いつつ、

普段いつ休んでいいのかわからないので家にいる限りいつも作業しているのですが…

 

でも今日はちょっとだけ一段落したので、行っちゃいけないと厳しく言い聞かせていたツタ○に行ってしまいました。。。

借りても観る時間ないので、1本だけにしようと思ったのに、4本も借りてしまい…。

 

 

早速お昼を食べながら観ましたよ、シングストリート!ずっと観たかったのです。

http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

いやあ、こういう映画観ると音楽やりたい!とか、バンド組みたい!とか思ってしまったりして。ほんとうに心躍りますね〜

すごくおすすめです。笑えるし元気が出る。音楽ってすてき。仲間がいるっていいね。どっぷり浸ってしまいました。

 

ということで、ちょっとエネルギー補給できたのでまた次の仕事へ取りかかろうっと!

 

 

 

 

 

 

正しい楽しみ方

山形市内に突如あらわれた雪の動物園

 

こんなところにいるはずもないどうぶつたちが…

除雪されて路肩によせられた雪の正しい使いみちというべきでしょうか。

 

少し前の写真なのでもう溶けてしまっているかなあ。

そしてここ数日の雪でまた新作ができているかなあ。

 

気になってしょうがない。

 

 

 

 

 

Layer

気づけばもう2月。

1月はなんやかんやと慌ただしくすぎてしまいましたが、それなりに進展はあったのかなあ。

めまぐるしく、いろんな人に会いました。

改めて、みなさんどうもありがとうございました。

 

はがきが厚くなってきました。いちまいいちまいの積み重ねですがこの何ヶ月かの時間が目に見えるようです。

 

 

 

積み重ねといえば、とても味のある布に出会いました。

 

何層にも布が重ねてあってていねいに縫われています。穴の開いたところから、下の層に隠れている布が見えるのに気づいたとき、誰かに伝えたくなってしまった。

 

だいじにだいじにされてきたんだろうなあ。

洗ったら色も鮮明になりました。あらってもあらっても茶色い水が出て来たから、染料が落ちたのかと思ったら汚れだったようです。

汚れも積み重ねですねえ。